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「筋トレの成果が出てきたからそろそろ大会に出たいけれど、どのコンテストに出ればいいかわからない・・」こんな悩みを抱えていませんか?

実際に最近ではさまざまな団体がコンテストを開催していてカテゴリー数も多いため、どの大会に出ればいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は国内における主要なフィットネス大会の特徴と開催団体、そして大会の日程までを徹底的に解説していきます。

この記事を読んで日本のコンテスト事情を正しく理解し、自分に合ったカテゴリーや大会を見つけましょう!

ボディビル・フィジーク・フィットネスの大会に出てみよう!

近年のフォットネスブームに伴い、コンテストに出場する人数も爆発的に増加してきました。しかし、一概にコンテストといってもさまざまカテゴリーがあります。

まずは国内で行なわれている主要なカテゴリーを4つに分類するので、それぞれの特徴やコンセプトを見ていきましょう。

とにかく迫力が大事!ボディビルとは?


ボディビルは、筋トレに興味がない方でも絶対に聞いたことがある単語ですよね。

ボディビルに関しては『ゴリマッチョ』『筋骨隆々』『黒ビキニ』といったなんだかクセの強いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

実際のボディビルの特徴としては

  • 全身の筋肉の発達、迫力が求められる
  • ウェアは黒ビキニ
  • ポージングの種類が多い

というものが挙げられます。

ウェアの面積が少ないため、とにかく全身の筋肉が発達している必要があります。

以上のように、ボディビルは大まかには一般的なイメージ通りかと思いますが、出場するには相当体を仕上げる必要があるため多大な労力を要しているのです。

参加するには4つのカテゴリーの中でも、もっともハードルが高いと言えるでしょう。

逆三角形のシルエットが大事!フィジークとは?


ボディビルに比べると聞き慣れない単語かもしれませんが、フィジークはフィットネス界では今もっとも人気のある競技です。

ボディビルでは全身の筋肉が発達しており迫力があることが評価基準でしたが、フィジークでは逆三角形が強調されたバランスのいいカラダが求められます。

フィットネス系の人気Youtuberが多数出場している影響からも、急激に競技人口が増加しています。

フィジークの特徴としては

  • サーフパンツ着用
  • 上半身のバランスが求められる
  • ポージングが少ない

が挙げられまずが、サーフパンツを着用のため下半身の筋肉はボディビルほど発達している必要はありません。

わかりやすいイメージとしては『海にいて誰もがカッコイイと認める身体』であり、ボディビルをもう少し爽やかにした競技です。

ボディビルよりは参加のハードルが低いですが、フィジークもしっかりとした筋肉量が必要なため、参加するにはある程度の準備期間が必要です。

クラシックフィジークとは?


クラシックフィジークとは、先ほど説明したボディビルとフィジークの特性を併せ持った競技です。

ボディビルの要素である筋肉の輪郭や発達度に加え、フィジークの要素であるアウトラインのバランスも評価基準となります。

クラシックフィジークの特徴としては

  • トランクス着用
  • 筋肉の発達と絞りが求められる

が挙げられます。ボディビルよりはウェアの面積が多いですが、太ももは露出しているため下半身の筋肉の発達も欠かせません。

筋肉量で表すと、丁度ボディビルとフィジークの中間に位置しています。

スポーツモデルとは?


最後に紹介するのがスポーツモデルです。スポーツモデルは、フィジーク同様に最近とくに熱いカテゴリーです。

俳優の金子賢さんが主催しているサマースタイルアワードや、元K-1世界王者の魔娑斗選手がスーパーバイザーを務めるベストボディジャパンがスポーツモデルに該当します。

スポーツモデルの特徴としては

  • 全体的に引き締まった体
  • ポージングやムービング、表情までもが評価基準
  • ウェアは下着、もしくはサーフパンツ

が挙げられます。スポーツモデルと他の3つのカテゴリーの決定的な違いとしては、筋肉量がそこまで必要ないということです。

もちろんそれなりに発達している必要はありますが、筋肉の迫力よりもアウトラインのバランスやカット(筋肉のセパレート)が重要です。

また、一部の大会ではムービングと呼ばれる動きながら表現するポージングも採用されており、舞台上でのパフォーマンスのすべてが評価へとつながります。

従来のボディビル=一部のコアな人のみが参加する大会といったイメージとは違い、華やかで誰が見てもカッコイイ身体が求められるため、とくに10代、20代から支持を集めています。

カテゴリー別の必要な筋肉量)

スポーツモデル〈フィジーク〈クラシックフィジーク〈ボディビル

 

各カテゴリーの特徴を簡単に表すと?

ボディビル→筋肉のデカさ!
フィジーク→逆三角形のシルエット!
クラシックフィジーク→ボディビルとフィジークの中間!
スポーツモデル→モデル体型の細マッチョ!女子ウケがいい!

国内で行われているコンテストは主に4つの団体が開催している

カテゴリーごとに求められる身体が違うことを説明してきましたが、続いて現在国内でフィットネスのコンテストを開催している団体を4つ紹介していきます。

昔から大会を開催している団体もあれば、近年新設されたばかりの団体もあります。

それぞれの団体によって開催カテゴリーや大会の雰囲気も異なるため、特徴や有名な大会を見ていきましょう。

ベストボディジャパン(BBJ)


まず1つ目の団体が、ベストボディジャパンを開催している一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会という団体です。

公式URL:https://www.bestbodyjapan.com

ベストボディジャパンは2013年1月に設立された団体であり、現在では日本最大のコンテスト団体にまで成長しています。

比較的トレーニング歴が短い方でも参加が可能なため、幅広い年齢層の方に人気な大会です。

開催部門とそれぞれの評価基準

ベストボディジャパンで開催されているカテゴリーは、基本的にミスター・ミスベストボディ部門と呼ばれる一つのみです。

※一部大会ではフィジーク部門も開催されています。

また、ミスター・ミスベストボディ部門は下記のように年齢によってカテゴリー分けされています。

《ミスターベストボディ部門》

  • フレッシャーズクラス(18歳〜29歳)
  • ミドルクラス(30歳〜39歳)
  • マスターズクラス(40歳〜49歳)
  • ゴールドクラス(50歳〜年齢無制限)

《ミスベストボディ部門》

  • ガールズクラス(18歳〜29歳)
  • レディースクラス(30歳〜39歳)
  • ウーマンズクラス(40歳〜49歳)
  • クイーンクラス(50歳〜年齢無制限)

従来のフィットネスコンテストでは身長や体重によってカテゴリー分けされていることが普通でした。

しかし、ベストボディジャパンでは珍しく年齢でのみクラス分けが行われています。

そのためトレーニング歴に極端な差が現れづらくなり、比較的公平な条件で出場することができるのです。

ベストボディジャパンの評価基準

ベストボディ部門における評価基準は、

  1. 健康美
  2. 全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
  3. ポージング
  4. ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
  5. 知性、品格、誠実さ

の5つで構成されています。

つまり、ボディビルのように筋肉が大きければいいというわけではなく、歩き方や表情も評価の対象に含まれているためトータルバランスが見られるということです。

以下の写真は2017年大会のフレッシャーズクラスを優勝した選手です。

体のトータルバランスはもちろんのこと、表情からも誠実さが伝わってきますね。

https://www.instagram.com/p/BcL1U5NgUJJ/?utm_source=ig_

ベストボディジャパンの大会開催日程と有名な大会

ベストボディジャパンは、4月ごろから全国各地で大会が開催されます。

例年参加地域が増えており、2018年には全国43の地域で大会が開催される予定です。

大会の数が多すぎてすべては載せられませんが、一部主要な大会スケジュールを紹介します。

2018年ベストボディジャパン開催スケジュール(首都圏版)

4.22(日)   那覇大会
4.29(日)   千葉大会
5.6(日)    さいたま大
6.10(日)    仙台大会
6.23(土)    新潟大会
6.24(日)    前橋大会
7.15(日)   福岡大会
7.22(日)   京都大会
7.29(日)   東京大会
8.11(土)   大阪大会
8.12(日)   名古屋大会
9.2(日)     横浜大会
9.17(月・祝)宇都宮大会
9.23(日)    札幌大会
11.25(日)   日本大会

※首都圏のみの紹介となりますが、実際には全国で開催されています。気になる方は下記リンクからどうぞ。

https://www.bestbodyjapan.com

最後に記載してある日本大会がベストボディジャパンの中で一番大きな大会です。日本大会の参加資格は、全国で行われた大会で上位2位までに入賞することです。

日本大会への出場権は狭き門のため、毎年ハイレベルな戦いが繰り広げられています。

ベストボディジャパンは大会数が多いため地方在住でも気軽に参加可能

ベストボディジャパンの特徴としては、やはり大会数の多さです。

のちほど紹介する団体も近年開催地域や大会数を増やしてきていますが、ベストボディジャパンには敵いません。

そのため首都圏から離れた地方在住の方でも近場の大会に参加することが可能となっています。

ただし人気の大会には1,000人以上の応募が殺到することもあり、書類審査が通らない可能性もあるので注意しましょう。

ベストボディジャパンとは?

・筋肉量がそこまで必要ないため初心者の方でも比較的参加しやすい
・カテゴリーは年齢によって分けられている
・全国各地で大会が実施されている
・出場するには書類審査あり

 

サマースタイルアワード(SSA)


2つ目の団体は、サマースタイルアワードを開催しているサマー・スタイル・アワード実行委員会です。

公式URL:http://s-s-a.jp

サマースタイルアワードは、2015年に俳優の金子賢さんによってはじめて開催された大会ですが、コンセプトはその名の通り「夏が一番似合う男性・女性」を決める大会です。

開催部門とそれぞれの評価基準

サマースタイルアワードではベストボディジャパンと違ってカテゴリーがいくつか用意されており、さらに身長別によってクラスが分けられています。

サマースタイルアワードにおける競技部門は、主に

《男性カテゴリー》

  • Sports model
    ①Beasty ビースティ部門 ~170cm以下,170~176cm,176cm以上
    ②Stylish guy スタイリッシュガイ部門 ~170cm以下,170~176cm,176cm以上
  • フィジーク部門
  • ヘラクレス部門 (満40歳以上)

《女性カテゴリー》

  • フィットネスビキニ(ベティ部門) 18歳~40歳
  • ビューティフィットネスモデル部門 18歳以上
  • ヴィクトリア部門 40歳以上
  • ビキニモデル部門

と細かく分けられており、そのためトレーニング歴が浅い方や、年齢的に不安な方でも自分にあったカテゴリーで出場することができます。

そしてこの中でもメインとなるカテゴリーはビースティとスタイリッシュガイなので、それぞれの評価基準と特徴を細かく見ていきましょう。

ビースティの評価基準

ビースティでは

  • 全体的な印象(筋肉の発達、バランス、自信に満ちたパフォーマンス)
  • 主要な筋肉の発達具合(肩、胸、背中、腕、脚)
  • 絞り(すべての部位においてアウトライン・カットが出ているか、腹筋がしっかりと割れているか)

がとくに評価基準として重要視されます。
ある程度バルク(筋肉量)が必要で、なおかつしっかりと絞れている必要があります。

イメージとしては筋肉量はスポーツモデルとフィジークの中間、そして絞りはフィジーク以上です。

イメージしやすいように、 2018年8月に行われたサマースタイルアワードのジャパン・オープンで総合優勝した選手の写真を載せておきます。

全体的にバランス良く発達しており、さらにカットも凄まじいですね。

スタイリッシュガイの評価基準

スタイリッシュガイでは

  • バランスのとれたスタイル
  • 自信に満ちたパフォーマンス
  • 程よく発達した筋肉
  • しっかりと絞れており、腹筋が割れていること

が求められます。

この評価基準からもわかる通り、ビースティほどの筋肉は必要ありません。
そのためトレーニング歴が比較的浅くとも出ることが可能です。

実際に私自身がはじめて出場したコンテストもサマスタのスタイリッシュガイでしたが、筋肉が発達しすぎているとマイナス評価となってしまいます。

スタイリッシュガイでは絞りが最重要視されるため、アウトラインやカットがしっかりと出ているほうが重要なのです。

体脂肪率の決まりなどはとくにありませんが、大会に出るのであれば1桁は当たり前、上位選手では3,4%にまで絞り込んでいます。

下の選手は今年の決勝大会スタイリッシュガイ部門で準優勝した選手です。

ビースティの選手と比べると筋肉量は少ないですが、皮一枚まで絞れており各部位のアウトラインがしっかりと出ていますね。

 

POINT

ビースティ→バルクと絞りの両立!
スタイリッシュガイ→絞り命!

 

サマースタイルアワードの大会開催日程と有名な大会


サマースタイルアワードも4月からそれぞれの地域で予選が開催され、各大会の上位入賞者が8月に行われる決勝大会へと参加することができます。

開催地域は徐々に増えてきており、今年は下記のように6地域で開催されました。

2018年サマースタイルアワード開催スケジュール

4.07(土)   大阪大会
4.29(日)   名古屋大会
5.19(土)   千葉大会
5.26(土)   横浜大会
6.03(日)   福岡大会
6.24(日)   東京大会
7.22(日)   ジャパン・オープン(東京)
8.11(日)   決勝大会(東京)

大会数はベストボディジャパンと比較するとまだまだ少ないですが、今後も開催地域は増えていくことが予想されます。

サマースタイルアワードでは決勝大会が終わった秋頃からコンテスト未経験者に向けた大会(ルーキーチャレンジカップ)も開催されており、参加へのハードルが低いため、コンテストの空気感をつかむことができます。

一番盛り上がる大会はやはり決勝大会ですが、照明や会場の雰囲気などはまさにお祭りです。

実際に今年の決勝大会ではコンテストの様子がAbemaTVで生放送配信されるなど、徐々にフィットネスブームが拡大しています。

サマスタは国内で唯一賞金が出る大会

サマースタイルアワードと国内の他のコンテストとの決定的な差は、優勝賞金が出るという点です。

通常、国内のコンテストでは優勝したらプロテインやサプリメントの商品をもらうことができますが、賞金はありません。

しかし、サマスタでは2018年からプロ契約が行われており、入賞者に賞金が用意されれています。

中でもビースティの総合優勝者には100万円の賞金が出るなど、選手にとっては大きなモチベーションとなっています。

サマースタイルアワードとは?

・カテゴリーがいくつか用意されている
・今年からプロリーグが開催(プロ契約すると原則他の団体が主催している大会には出られないので注意)
・国内で唯一賞金が出るコンテスト
・書類審査あり

 

NPCJ

3つ目の団体は、一般社団法人NPCJです。

公式URL:https://npcj.jp
NPCJは2015年に発足したばかりの団体ですが、のちほど紹介するJBBFと並んで大きなフィジーク・ボディビルコンテストを開催しています。

有名なフィジーク選手も多数出場しており、近年勢いのある団体です。

開催部門とそれぞれの評価基準

NPCJにおけるメインカテゴリーはフィジークやボディビルですが、他にもたくさんの部門が用意されています。

《男性部門》

  • メンズフィットネスモデル(メンズアスリートモデルの入門部門 上半身タンクトップ、下半身ジーンズ)
  • メンズアスリートモデル(フィジークの入門部門 上半身は裸、下半身はジーンズ着用)
  • メンズフィジークノービス(フィジークで入賞経験がない選手対象の新人戦、身長別)
  • メンズフィジーク(身長別)
  • クラシックフィジーク(身長+体重別)
  • ボディビルディング(体重別)

《女性部門》

  • ウィメンズフィットネスモデル(フィットネスウェア、シューズ着用の初心者向けカテゴリー)
  • ウィメンズアスリートモデル(フィットネスウェア、ヒール着用 今後ビキニに挑戦したい方用のカテゴリー)
  • ビキニ(女性らしい美しさを競う部門、筋肉量よりもアウトラインを重視≒女性版フィジーク)
  • フィギュア(女性らしい筋肉美を競う部門、バランス、絞りを重視≒女性版ボディビル)

《その他の部門》

  • キッズフィジーク(幼児〜小学生対象。運動やスポーツなどで自然に培った身体を披露する部門)
  • ファミリーフィジーク(親子で肉体を披露する部門)

以上のように本格的な部門がある一方で、子供と一緒に出られるファミリーフィジークがあったりとさまざまな方が楽しむことができます。

また、フィットネスモデルやアスリートモデルなどもう少しライトなカテゴリーも用意されているためコンテスト初心者の方でも安心して出られるオススメな団体です。

ただ、やはり近年はNPCJの中でももっともフィジークが盛り上がりを見せているため、本記事ではフィジークの評価基準を紹介しておきます。

メンズフィジークの評価基準

フィジークでは一般的に筋発達のバランスやVシェイプが大切だとされていますが、どこか曖昧に表現されていてわかりづらいのが現状です。

そこで日本唯一のIFBBプロボディビルダーである山岸秀匡氏が「フィジーク競技で大切なこと」を具体的に言語化していた内容を以下にまとめておきます。

ちなみに山岸選手はNPCJの顧問を勤めており、大会では実際に審査もしているのでぜひ参考にしてみてください。

フィジークとボディビルの違い

ボディビル→筋肉の迫力、力強さをアピール
フィジーク→筋肉も必要だが、全体的にカッコイイ身体

フィジーク競技とは?

ステージに立った選手を見た際に誰が見ても「この人カッコイイ、こんな身体になりたい」と思わせることが重要≒「ビーチで見てカッコイイ身体」

フィジークで大切な7つの要素

  1. Vシェイプ(細いウェストから肩が広がっている逆三角形の身体)
  2. 腹筋がクッキリ割れている
  3. ボリュームのある大胸筋
  4. 見えないけれども下半身の発達も重要(サーフパンツがスカスカではかっこ悪い)
  5. ふくらはぎ(大きい必要はないがクッキリ割れている)
  6. ポージング
  7. カラーリング、サーフパンツの色、顔の表情、髪型

フィジーク競技で勝ちたいのであれば、この7つのポイントすべてを完璧にしなければなりません。

もちろん身体の仕上がりが占める割合は一番大きいですが、細かいところまでが審査対象ということです。

近年はフィジーク競技者のレベルが上がってきており、上位者はとくに実力が拮抗します。

身体の仕上がりに優劣がない場合は髪型や表情、ステージにおけるパフォーマンスが明暗を分けることもあり得るので、細部まで気を配るようにしましょう。

NPCJの大会開催日程と有名な大会

NPCJのコンテストは4月から各地で大会が開催されています。

発足してからの年数はまだ浅いですが、2018年は12都市17大会が実施されるほどの盛り上がりを見せています。

2018年NPCJ開催スケジュール

4.21(土)   NEW GENERATION CLASSIC(東京-江戸川区)
5.20(日)   BLAZE OPEN(東京-千代田区)
6.03(日)   WOMEN’S CUP(東京-新宿区)
6.10(日)   TOURNAMENT OF KINGS CHAMPIONSHIP(大阪)
6.16(土)   GENERATION CUP(東京-板橋区)
7.01(日)   PANPACIFIC OKINAWA OPEN(沖縄)
7.14(土)   GOLDEN MILLION CHAMPIONSHIP(金沢)
7.16(月)   MURASAKI SHONAN OPEN PHYSIQUE TRIAL POWERED BY NPCJ(神奈川)
7.28(土)   MID JAPAN CHAMPIONSHIPS(名古屋)
8.04(土)   LA BELLE LA BETE LE SOIR(東京-渋谷区)
8.05(日)   MOLA CUP(茨城)
8.18(土)   DIAMOND CUP(埼玉)
9.08(土)   BEEF SASAKI CLASSIC(千葉)
9.30(日)   WEST JAPAN CHAMPION SHIO(広島)
10.6(土)   NORTH JAPAN OPEN(仙台)
10.20(土)  SOUTH JAPAN CHAMPIONSHIPS(福岡)
10.27(土)  NPCJ JAPAN OPEN(土)
11.17(土)  WORLD LEGEND CLASSIC17TH&IFBB PROFESSIONAL LEAGUE PRO QUOLIFIER(東京-渋谷区)
11.18(日)  WORLD LEGEND CLASSIC18TH&IFBB PROFESSIONAL LEAGUE JAPAN PRO(東京-渋谷区)

この中でも有名な大会は、やはり11月に開催されるNPCJ WORLD LEGEND CLASSIC(ワールドレジェンドクラシック)です。

この大会には各地のコンテストを勝ち抜いた猛者達が多く出場し、ステージも豪華な演出が施されているため毎年かなりの盛り上がりを見せています。

雰囲気を知りたい方のために、2017年のWLCの様子を載せておきますので時間がある際に見ることをオススメします。

NPCJからIFBBプロになれる!?

NPCJは発足してからの年数が低いですが、フィットネスブームや人気youtuberの影響もあり、近年ますます盛り上がりを見せています。

そして昨年、NPCJの勢いに拍車をかけるようなビッグニュースも発表されました。

そのニュースというのが、2018年11月に開催されるWLCで上位入賞を果たした選手は世界的に有名なボディビル団体・IFBBとプロ契約を結ぶことができるという内容です。

今までは日本国内にはプロ資格を獲得できるコンテストはありませんでしたが、IFBBとNPCJが業務提携を結んだことにより実現可能となりました。

また、プロ契約を結んだ選手はNPCJとマネージメント契約を締結し、世界ツアーやプロ活動の支援などの全面バックアップも保証されています。

つまり、NPCJの大会で活躍すれば誰でもIFBBプロになれる可能性があるという夢のような話です。

こうしたニュースからも、今後ますますNPCJが盛り上がりを見せることは間違いありません。

NPCJとは?

・フィジーク、ボディビル以外にもたくさんのカテゴリーが用意されている
・IFBBプロになれるチャンスがある
・ステージが華やか
・出場資格はとくになし(WLCを除く)、NPCJカードの発行が必要

 

JBBF


最後の団体は、JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)です。

公式URL:https://www.jbbf.jp

NPCJが最近発足されたのに対してJBBFは1955年に設立されており、日本国内でもとも古くからボディコンテストを開催している歴史ある団体です。

NPCJのステージはEDMの音楽や華やかなライティングなど“お祭り”の雰囲気ですが、JBBFではどちらかというと“厳格な審査”が行われています。

もちろん両団体とも盛り上がりますが、会場の雰囲気はガラッと異なるといっても過言ではありません。

開催部門とそれぞれの評価基準

今まで紹介してきた3つの団体では、出場者の筋肉量や目的に応じてたくさんのカテゴリーが用意されていました。

そのためトレーニング初心者やコンテスト未経験の方でも安心して出場できましたが、JBBFは違います。

JBBFで用意されているカテゴリーは基本的に

  • ボディビル
  • メンズフィジーク

のみとなっています。
※女性部門でも、主に筋肉量が求められるカテゴリーのみ。

そのため4つの中でもっともハードルが高い団体となっていますが、とくにJBBFで開催されているボディビル大会は国内でも権威あるコンテストです。

全日本選手権には鈴木雅選手や横川尚隆選手など、日本を代表するボディビルダーも参加しています。

https://www.instagram.com/p/BkNFXP3H6NJ/?utm_source=ig_web_copy_link

JBBFの大会開催日程と有名な大会

JBBFでは年間を通してたくさんの大会が開催されていますが、その中でもやはり人気なのがJBBF主催選手権大会です。

選手権大会とは全国各地で予選が開催される大会で、上位入賞者はオールジャパンに出場することができます。

また、JBBFのオールジャパンはかなりのハイレベルなため、優勝した選手が実質国内日本一の実力とも言われているのです。

2018年JBBF選手権大会開催スケジュール(一部のみ掲載)

・6.03(日)   大阪府メンズフィジークオープン大会
・7.01(日)   中国オープンメンズフィジーク選手権(岡山)
・7.08(日)   茨城県メンズフィジーク選手権(茨城)
・7.15(日)   関東メンズフィジーク選手権(千葉)
・8.05(日)   四国メンズフィジーク選手権(香川)
・8.26(日)   東日本メンズフィジーク・フィットネスビキニオープン大会
・9.02(日)   オールジャパンメンズフィジーク選手権(東京)

JBBFは参加者のレベルも高い

JBBFへは参加のハードルが高いと説明してきましたが、出場選手のレベルも高いという特徴があります。

上に載せた写真は実際に今年の関東メンズフィジーク選手権でクラス別、オーバーオールともに優勝した選手ですが、写真からもレベルの高さが伺えますね。

トレーニング歴数年で出場するのは難しいとされており、10年以上トレーニングを積んできた選手でなければ上位入賞は厳しいとさえ言われています。

また、出場するためには事前にドーピング講習会を受ける必要があり、大会ではドーピング検査が抜き打ちで行われることもあります。

さらにJBBF加盟選手は他団体への出場禁止とされているなど厳しいルールが存在しています。

以上のように初心者の方には向かない大会ですが、上を目指す方は大会出場も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、国内で行なわれているフィットネス系のコンテストに関して解説してきました。さいごに大切な点をまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

各カテゴリーで求められるカラダの特徴

  • ボディビル→筋肉のデカさ、迫力
  • フィジーク→逆三角形のシルエット、アウトライン
  • クラシックフィジーク→ボディビルとフィジークの中間
  • スポーツモデル→モデル体型の細マッチョ、筋肉のセパレート

各団体の特徴

  • ベストボディジャパン→大会数が多い、初心者にもオススメ
  • サマースタイルアワード→賞金が出る、プロ契約あり、華やか
  • NPCJ→お祭りのようなステージ、IFBBプロになれるチャンス
  • JBBF→ハイレベルで権威のある大会、出場へのハードルが高い

各コンテストへの出場方法

  • ベストボディジャパン→事前に書類審査あり
  • サマースタイルアワード→事前に書類審査あり
  • NPCJ→参加資格はとくになし、NPCJカードの発行が必要
  • JBBF→事前にドーピング講習を受講、選手登録が必要

以上のように、カテゴリーによって求められるカラダが変わり、団体によってコンテストの雰囲気も異なります。

大会初心者や筋トレ歴が浅い方は、まずはベストボディジャパンやサマースタイルアワード、NPCJ(カテゴリーによる)に出ることを目標としましょう。

目標が定まると、日々のトレーニングのモチベーションも劇的にアップします。

自分にあったカテゴリーやコンテストを見つけ、ぜひ出場してみてください!

 

 

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DAIKI OGAWA
DAIKI OGAWA
幼少期から柔道を習い、高校時代は全国大会出場を目指すも夢叶わず。挫折に伴い柔道を引退し、大学時代はその反動で遊び尽くす。それまでしていたハードなトレーニングを一切やめ、暴飲暴食、昼夜逆転。その結果、体がブクブクと太り見るも無残な姿に。このままではさすがにヤバイと思い、本腰を入れてボディメイクに打ち込む。その勢いで応募したフィットネスコンテストで初出場、入賞を果たす。そこからパーソナルトレーナーとしての活動を開始し、年間1,000件以上のセッションを担当。ダイエットはもちろん、誰が見てもカッコイイカラダ作りを得意とする。現在では海外を拠点に『ボディメイクを中心としたライフスタイル』を送るため奮闘中。

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